数学の話。
ある大学に入るために必要な力が8だとする。
自分の力は5。ではどうするか・・・。
大抵の人は6か7のテキストをやりたがる。
でも、それでは得るものは少ない。
5のレベルの人は5のテキストをやる。
それによって、数学の体系が見えてくる。
”あっ、こういう場合はこうやって考えれば解けるじゃん”って感じで。
基礎力がしっかりついた人は応用問題が恐くなくなる。
ただ、基本的なことを組み合わせれば解けるはずだから。
逆に、基本がわからずに応用がわかる者は本当にわかっているとはいえないはず。
限られた時間である目標を達成するには、過程を間違ってはいけない。
時間は無限にないのだから、何が有効的なやり方であるかを瞬時に見極め、それを信じてやり込む必要がある。
もちろん、時間が無限にあるのであれば、1からゆっくりいろいろなことを試せば良い。が、現実的ではない。
陸上でも、実際に競技ができるのは30代後半までだろうか。
その限られた時間の中で何をやるべきか、何はやる必要がないかを見極める。
そこに時間を取られていては、競技力アップに費やす時間が減ってしまう。
けれども、勉強のように簡単にはいかないのが陸上。
頭で分かっていても、体ですぐにはできない。やろうとしていることができないほどやるせないことはない。
それによって、自分のやっていることが本当に正しいのかもわからなくなって混乱する。
そこから確かなる信じきれるものを見つけるには時間がかかってしまう。
とても難しい。全てがうまくいくわけではない。
だからこそ・・・ここまで夢中になれるのだ。
数学の正しい勉強法
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