ミラーニューロンの奇跡!?

今日は陸上と脳に関するちょーーっと面白い話をします.
ミラーニューロン」っていう近年発見されたニューロンには完全に新しい役割があるって話.
このニューロンは脳の運動前野にあり,驚くべき二重の役割を持っている.

人が,たとえば指でナッツをつかむなどといった特定の行為をするときだけでなく,
他の人が全く同じ行動をするのを見るときにも,活性化するそうだ.

そうしたニューロンは,他者の行為の観察と自分の行動の遂行とを,実質的に結びつける.
このニューロンは最初はサルの脳でえ発見され,
今では人間の脳にも存在することが明らかになっている.

だが,もし感覚が身体行為の一種だとしたら,「感覚ミラーニューロン」,
つまり感覚を持つという他者の行為の観察と自分も同等の感覚を持つ
という行為の遂行とを結びつけるニューロンの存在
の可能性が浮上する.
それについての興味深い証拠は多く出てきている.

例えばすごく簡単に・・・
1.自分の隣の人がピンで刺されているところを見ていると,自分まで痛い.
2.自分の隣の人があくびをしているところを見ていると,自分まであくびしたくなる.
3.自分の隣の人が咳き込んでいるとことを見ていると,自分の肺や喉もむずむずしていくる.

こんな経験絶対にあるはず!!!
これらは人間の脳内には,他人の(痛いなどの)感覚に対して
実際に鏡のような効力を持つニューロンが存在するという証拠!?

んでまぁ,何が言いたいかっていうと,ここからは完全な仮説,ってかただの推測w
陸上においてもトップアスリートの動きをビデオなどで何度も何度も見ることで,
脳内のミラーニューロンが活性化されて,その感覚を模擬体感?学習することが可能なのではって話!!

つまり,トップアスリートの動きを細かく研究して,いざ自分で真似てみようと体を動かすと,
脳がしっかりインプットしているからその動きに取り掛かりやすい・・・みたいな.
医学の知識全くないけど,満更間違いでもないのでは!!!!????

だって,例えば大学の陸上部での話.
結構大学によって,その大学っぽい走り・・・みたいなのがあることない?
指導者がいたらその影響は大かもしれないけど,指導者がいない所でもなぜか微妙に動きが似てたり...
練習が同じだからだといえばそうかもしれないけど,
もっと・・・なんか脳の働きみたいな・・・面白いものを信じたいw

どこの大学でも一番速いやつの影響は大きいと思う.
そいつの動きを観察している内にミラーニューロンが勝手に自分の行為の遂行と結びつける.
そう考えると一緒に練習(観察)する相手はすごく重要になる.
自分の所属場所に自分より速い(動きの良い)やつがいたらそいつを観察.
そこでは自分が一番!ってときはビデオ研究をしっかりやり込むのも面白い!

もちろん,人の真似,人の動きができたから速くなれるわけじゃないことはわかっている.
自分の体にあった走りの技術を掴むことは大切.

でも,やっぱり速い選手は良い技術を多く持っているわけで,
自分より速いやつは自分より何かを持っていることになる.(技術,柔軟性,筋力,精神など)
それを少しでも盗むことができれば自分にとってきっとプラスになる.
そういった意味で,”他人の走りを見ることも練習”も間違いではないかもね.
矢野はいつだってトップアスリートのビデオを繰り返し見ている.
自分の家でも,他人の家でも(笑)

もしかしたら,やつのずば抜けた運動センスの良さは
そういった地道な努力の積み重ねに対して神経細胞が応えている結果なのかもしれないw

こいつは面白い♪
けど,気をつけなければいけない点が2つ.

1つは,共感に基づく感覚は本当の感覚にどれほど近いのだろうかということ.
他者の痛みを観察している者が感じる痛みは,本当に痛いのだろうか.
ほとんどの人にとってその答えは,模倣された感覚は直接生じた感覚ほどの強さはない,ということになるだろう.

もう1つは,致命的かもしれないことも.
痛みや眠さといった「感覚」と走りの技術などで感じる「感覚」を混合させて良いのかどうか.
本能的で無意識な感覚に近い感覚と意識的に感じる感覚.全然違う気もするさー.
そこらへんは医学部じゃないんでよくわからんし,調べる時間もないってかめんどくさい(汗

とりあえず今年はビデオを見まくって,
運動感覚(センス)が良くなるかを自分の体を使って実験してみよっかなw

半無意識的に脳にデータ記憶(インプット),なんて楽な練習だ.睡眠学習並みだw
と,(寝不足で?)テンション上がってあれこれ妄想してしまった・・・m(__)m
ただいま午前5時22分.

そんな僕は現在,ニコラス・ハンスリーの『赤を見る(Seeing Red)』を読んでレポートしているところです.脱線しすぎましたな.

今回のレポート課題は【赤はなぜ赤いのか】です.
謎すぎる課題だよ・・・まったく.
でも・・・この本は面白いわ☆☆
2004年春にハーヴァード大学で著者が行った講演を本にしたもの.
内容は,目の前のスクリーンに映っている赤色を見るという単純な状況を分析することにより,感覚を手掛かりとして意識の本質に迫って行くというもの.

・・・はい,ここまで読んでくれた人よ.
しょうもない記事に時間を費やしてくれてありがとう(~_~;)

コメント&トラックバック

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  1. By コロ助

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    >結構大学によって,その大学っぽい走り・・・みたいなのがあることない?
    その点、うちの大学って、みんな個性的な走り方じゃない?笑
    あ、でも、同志社岩倉出身者はなんか似た走りの人が多い気がする・・・

  2. By yuusuke

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    実際経験したことが大きな要因かもね。針でさされる感覚・咳・あくび・・・全て実際に経験したことあるから共感できること。でも、良い動きをみて影響を受けるとかは良く聞いた

  3. By アッキー

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    >コロ助
    確かに個性的な走りに見えるw
    でも,俺らが岩倉出身の人の走りが似てたように見えるって言っても,本人はきっと全然違うよって言うに違いない.
    うちの大学の「走り」も第三者から見たらどことなく似て見えているかもしれないよ☆
    >ゆうすけ
    でも,きっと経験したことがないであろう,高いところで綱渡りしている人や窓拭き作業している人を見ても体がむずむずすることない?
    例を簡単にしすぎてしまったけど,ミラーニューロンの本当の力は経験したことない所で発揮するみたい.頭いいおっちゃんたちがサルを使って実験しまくった結果ね.
    その上,人間はその高い類推能力によって,自分が経験したことのないことをあたかも経験したかのように共感することができる能力に優れている.
    それは,そこに働くミラーニューロンの仕業・・・なのかもしれない.

  4. By ザワワ

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    よし、今年は練習で矢野と秋田の走りを見まくろう!
    そんで二人には俺の走りを…(笑)
    最近おもしろい感覚をつかんだかも!一つの動作を意識するだけで勝手に膝が伸びない、中心を使えて末端が使えない、上半身下半身が連動する…だが脚が流れる(笑)

  5. By コロ助

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    >岩倉出身の人の走りが似てたように見えるって
    よく考えたら、森さんの走りは誰にも真似できんし、のぶさんの走りも誰にも真似できない走りだ。そして速い。ちょっと腕が横振りってのが似てる人がいる程度だった。

  6. By みら

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    PASS: 1ccb6e42dd34fa5f0fc1034375d99a34
    非常に面白い記事です…試合に行くとある高校の選手全員が、同じような走りをしていたのを目にしたことがあります。指導の部分が大きいのでしょうけど、それだけとは考えにくいものです。
    頭の中に焼きつくイメージ力(なんてものがあるかわからないけど)が強くなるのでしょうか?マーフィの理論のように「そう思えば実際にそうなる」というようなことと似ています。
    イメージは大事だなぁ

  7. By アッキー

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    >ザワワ
    一つの動作とは・・・!?
    来年は皆一緒に強くなろう♪
    忙しい中でも時間を見つけて頑張りませう☆★
    >コロ助
    ???でも,まぁあの2人だったら体を正面にして,体が一切ぶれない点は似ていた気もしなくもない.
    あんまり言葉にしすぎると感覚自体の情報は減って伝わってしまうし,反論が起きるから具体例は少なめに.
    >みらさん
    興味を持っていただけて光栄です♪
    言われてみれば,マーフィーの理論も完全にこのニューロンの働きと一致している気がしますね.
    想像した自分の姿(見栄えではなく将来像)に,自分は自ずと近づいていく.
    成功するには成功のイメージをとことん植えつける.
    イメージトレーニング+ビデオ研究の意義が神経細胞単位の話でわかった気がします☆笑

  8. By ザワワ

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    多分秋田や矢野はもう自動化されてていつも当たり前にしている動作やと思う。まぁ一言で言うなら内外腹斜筋の動きが走りの動作でしっかり実感出来た感じかなぁ。

  9. By アッキー

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    やっぱり意識は中心部だねぇ♪
    なんとなくわかる・・・ようなわからないような.
    また話しましょ☆
    年末は練習環境が整っていない分すごくやりにくい上に,ちょー寒いけど工夫して頑張ろうぜよ!

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